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2014年8月25日 (月)

Super Band 2014

昨日はF響のマーラー5番の練習だったのだが、その前に土曜日に聴きに行ったブラスのコンサートについて。

Super Band 2014
http://www.superband.jpn.org

たまたま知り合いからの誘いだったのだが、オケで一緒に演奏していても、実は管楽器の世界のことはほとんど理解しておらず、時々カルチャーショックを受けたりするので、そうした意味でもこうした機会は貴重だったりする。

第一部のダフニスとクロエは、オケの選曲では何度か挙がった事があるのだが、恥ずかしいことに聴いたことがなかった。改めてiTunesのライブラリを見ると、曲自体がなかったので、そもそも手許にない。そんな訳で初めて聴いたのだが、何か微妙に・・・違う感じがする。奏者は難しいパッセージを見事に吹きこなしているのだが、全体として何となくラヴェルっぽくないというか、音色に透明感が欠けるというか・・・。

その辺りは、おそらく原曲のラヴェルのオーケストレーションというのがそれだけ見事で、弦楽器の音が加わって初めてそれらしくなるという要素があるのかもしれない。いや聴いたことがないので、原曲もこんな感じなのかもしれないが、何となく他のラヴェルの曲で感じる擦弦楽器の囁き感のようなものが、管楽器だけでは再現が難しいのかもしれないなどと、やや失礼な事を考えたりしたのだった。

第二部のポップスステージは、そういえばオケでこうした曲を演ることは殆ど無いよな、などと考えながら聞いていた。フィドルはもう少し前で弾けば良いのにと思ったのだが、パーカッションの2人に圧倒されてしまった。

一方で、アマオケでポップス曲を演奏するのは、難しいかもしれないとも感じた。何というか、金管と打楽器の音が大きすぎる(やり過ぎということではなく、そもそもの曲の構成として)。木管の音でさえ、目の前で聞いていてほとんどかき消されてしまう事を考えると、大人数とはいえ弦楽器が生音で対抗するのは難しいように感じた。

そういった意味では、ポップス曲というのは、弦楽器もアンプで増幅することを前提としたアレンジになっている気がする。普通のオケの編成で生で聴くと、おそらくポップスらしい迫力が出ないのだ。(実際オケでの演奏を聴いたこともあるような気がするのだが、いまいち物足りなかったような気がしなくもない。)


演奏会に聴き手として行く機会はあまりなくて、本当はもっと行ったほうが良いと思いつつなかなか行けていないのだが、行くたびに感じるのは、練習や本番以上に音楽に対するモチベーションが上がることだ。多分のあの中に自分がいないことに何かを感じたりするのだろう。ふつふつと練習したくなったり、次の演奏会のプログラムをどうしようとか考えたりする。

ま、とはいうものの土曜日はその後練習の時間が取れず、結果昨日のマーラーは散々な状態だったのだが、それは別に振り返ることにする。

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