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2014年9月10日 (水)

iPhone6とブランドのコモディティ化

今朝は久しぶりに仙川のスターバックスへ。キーボードを使ってブログを書くのも久しぶりである。

しばらく書けない日が続いていたのは、出張やら朝一からの会議の準備やらに追われる日が連続したためで、1週間ほど慌ただしい朝が続いていた。いや厳密には出張の場合の朝は比較的ゆったりしていたのだが、ブログを書ける環境ではなかった。

まぁそんな事はどうでも良くて、iPhone6が発表されたのだが・・・。

大きくなりましたか、そうですか。

あまり噂などは気にしない達であるし、結局現物を見てからと思っているのだが、正直な話iPhoneに関しては選択の余地がないと感じている。何というか、言われるままに買い換えていくしかないというか、色々考えて選ぶのも面倒臭いというか、新機種に無条件で切り替えていく月額契約とかないかしらんとか考えてしまう。

その辺り、考えるのが面倒というのは、年かな〜とも思ってしまったりするのだが・・・。

で、こんな形でiPhoneを使い続けるユーザーというのは、iPhoneというブランドにとって良いことか悪いことかと考える。

何も考えずに買い続けるというのは、ある種の優良顧客といえるだろう。企業にとってみれば、何もしなくても買ってくれるわけで、そこまで浸透すればブランドとしては成功と思わなくもない。

思わなくもないのだが、一方でそうした購入動機は、必ずしもブランドにとってプラスではないような気もする。それは購入の意思決定が顧客側だけの事情で決まっていて、イノベーションやサービスといったブランド側のアプローチがほとんど響いていない状態で購入されているとも言えるからだ。

実際、酷な言い方をすれば、iPhone3からiPhone4、iPhone5sと買い換えてきたのは、新しい機種に強い魅力を感じたからというよりは、古い機種にストレスを感じるようになったからという動機が小さくない。次のiPhone6はなるべく早い段階で入手したいと考えているが、それもどうせ後でストレスを感じることになるなら、さっさと買い換えてしまった方が良いだろうという身も蓋もない話で、我ながら何でこんなに冷めているのかと思ったりする。

コモディティ化というのは、もしかするとこういうことなのかもしれない。

コモディティか —くわ 0【コモディティ化】〔commodification; commoditization〕
従来は特別な価値をもっていた商品やサービスが,何らかの理由で日用品化すること。機能・品質・ブランドなどによる差別化が困難となり,価格・供給量などが購入基準となる。部品の標準化により差別化が困難になったパソコンなどが好例。→コモディティー
大辞林 第三版

今の自分の中では、iPhoneというのは、価格さえ購入基準ではない(まぁ元々高いので、そもそもあまり購入基準にならないのだが)。

購入はしてもらえるが、ブランド側のアプローチが何ら響いていない状態というのは、つまりいつスイッチが起こってもおかしくない状態にあり、しかもそれを防ぐ予防的措置が一切通じないという事である。今の自分がiPhoneを買うのは、いわば「スイッチが面倒」という動機による部分が大きく、それはそれで継続的な購入をしてもらう上で重要な仕組みには違いないのだが(ほぼ唯一の予防措置となっているが)、そうした仕組みはブランドのイノベーションにはほとんど寄与しないので、結果ゆるゆると衰退していってしまうような気がしなくもない。

もっとも、自分のような人間は多分かなり珍しく、iPhoneの場合はまだまだ圧倒的にブランドのイノベーションに魅力を感じている人が多そうなので、それほど心配するような事ではないのだろうが、こういう状態に陥っている「強い」ブランドって意外とあるかもしれないよな〜などと考えてしまった。


・・・念のためお断りしておくと、iPhone6は買いますよ。それが何か?

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