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2014年9月19日 (金)

長期目標と短期対処

今週も気がついたら週末で、先週末のF響の合宿の振り返りも出来ないままに終わってしまった。落ち着かないというか、取り戻せていないというか。安定平穏な日々が本当に良いかは微妙なのだが、せめてブログは書ける状態に戻したいものだ。

という訳で、今日は無理やり時間を確保してみた。本来は会社行事の関係で休暇扱いなのに出勤する(ちょっとだけ・・・の予定)のだから、これぐらいは良かろう。もっとも、この時間で出来ることが無いわけではない。火曜日に体調を崩してしまった為、色々予定が軋んでしまっているからだ。

さて、昨日人と話しながら改めて感じたのは、長期的な方向性を考える役割と、それに沿って目の前の状況に対処していく役割とは、どこまで両立出来るのだろうかという事だった。あるいは個人でそれを両立しようという場合に、必要な事は何だろうか。

役割によって人が分かれていると仮定しよう。多くの場合は、長期的な方向性を決めるのが上位者で、それに沿って部下が執行するという形になる。現実が順調にその方向に進んでいけば問題ないが、そうではない場合、目の前の現実への対処と、長期的な方向性とは、どちらが優先されるべきだろうか。

長期目標だけを優先していたら、現実に対処出来ない。といって現実への対処ばかりを優先していたら、長期目標はいつまでたっても達成出来ないだろう。

ましてやこれが「ブランドの確立」といった命題であった場合、いつまでたっても一貫性と統一感を持ったブランドの構築ができないという事になってしまう。

さらに加えて組織的には、権限と責任はどのようにあるべきかという話も出てくる。

ブランドの方向性を定めるブランドディレクターのような役割と、実際にプロダクトを開発しビジネスを生み出すプロダクトディレクターという役割があったとして、両者の権限と責任はどのように分かれると考えるべきだろうか。分かれているのが不自然で、同一であるべきというなら、彼の判断軸はどちらを主軸とすべきだろうか。

しかしこのように考えると、そもそも「ブランドの確立」というのは至上命題でも何でもなく、あるプロダクトを市場に浸透させる為の一手段にすぎない、ぐらいの割り切りをして、ではそのブランドを確立してプロダクトを浸透させるにはどうしたら良いか、と考えていく方が良いような気もしてくる。冷静に考えれば、「ブランドが確立」したからプロダクトが浸透するのではなく、「プロダクトが浸透」したからブランドが確立したと考える方が自然な気がしなくもない。

一方で、今目の前にあるプロダクトの、目の前の市場への浸透を考えた場合は確かにそうなのだが、長期的な視野で捉えた、その市場における安定的なポジションを確保するといった事を考えると、ブランドの確立という要素は欠かせないし、その為にプロダクトをリリースしていくという考え方も不自然ではない。

それはつまりビジネスのスパンの問題で、結局はどちらかと割り切るというよりはシームレスに繋がっているものなのだろう。となるとやはり長期的な目標と短期的な現実への対処をどのようにバランスしていくか、その為に必要な事は何かという話に戻っていく事になるな・・・。

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