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2015年2月 4日 (水)

演奏精度

昨日は休みを取ってU響の本番に向けた練習をした。
いや、正確にはそのために休みを取ったという訳でもなくて、土曜日に会社に出たので何処かで休みを取ろうと思ったら、火曜日しか空いていなくて、夜はU響の練習もあるからでは練習しておくか、という話ではある。

とはいうものの、弾けないパッセージをひたすら反復練習・・・という事は出来なくて、ここまでくると弾けるところでミスをしないための確認に近い練習になる。ポイントは、次の音への流れと他のパートの音が自然に浮かんでくるかで、それが出てこない所は大体弾けていない。特に重要なのは周囲の響きを思い浮かべられるかどうかで、結局アンサンブルというのはその響きの中に溶け込む音を出せるかで決まってくる。無伴奏のソロを弾くわけではないので、自分の楽器だけで完結しても仕方がない。

もっとも、そうした準備をして臨んでも、夜のU響の練習ではそこから先の演奏精度がひどい状態だったが・・・。

オケで弾くと音が荒れるという話はよく聞くが、きちんとしたアンサンブルが出来ていればそういった事はなくて、荒れるのはオケのせいではなく自分の問題である。

オーケストラのアンサンブルの中で音が荒れるのは、自分の楽器の音を自分の耳でモニタリングしようとしてしまうからだ。あれだけの響きの中で、自分の楽器の音を聴こうと思ったら、音量を必要以上に上げるか、音程を外すしかない。逆にいえば、そうした時に自分の音が聞こえている訳で、それを頼りに弾けば弾くほど演奏が荒れるのは道理ではある。ソリのパートならともかく、ハーモニーとして構築されている音楽の中で、自分の音だけが聞こえていたら、それはハーモニーとは言えないだろう。

自分の楽器の音をモニタリングせずに音を正確に出していくには、演奏の精度を高める練習が必要になってくる。それは反復練習である事もあるし、アンサンブルの中でしかできない練習である事もある。個人的に足りてないのは前者だが、オケ全体を見回せば後者である事も少なくない。

それにしてもF響の新世界の時にも感じた事だが、本当に演奏精度が落ちてきている。なんというか、イメージ通りに音が出せていない。いやもちろんイメージ通りに音が出せたらプロになれてしまうのだが、どうにも頭の出している指令を手指が再現できない状況が増えている気がする。

どうしたものか。

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