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2015年3月10日 (火)

会議の役割

昨日、こんな事をtweetした。

会議の目的・役割を「皆で物事を決める場」ではなく「決裁者が適切に判断するための多様な意見を持ち寄る場」にすれば、余計な根回しも意見を言わない参加者も不要になって、多少良くなるのではないかと思わなくもない。
送信 3月9日 19:12 From Hootsuite

そもそも、日本人の「会議」のイメージというのは、大は国会、小は学級会のような捉え方があるのではないかと思うのだが、あれは「議会」であって「会議」ではない・・・という言葉遊びはさておいて、民主主義を実現していく上での「議論の場」と、会社としての「意思決定をしていく場」というのは、そもそもの役割と機能が違うのではないかと思っている。

第一、立場が平等で舌戦を繰り広げる議員と違って、会議に参加するメンバーは平等ではない。逆に立場を平等と考えて、議会と同じような場と考えるのであれば、最後は多数決で決を取らなければならない。

どうもその辺りが混同されているというか、整理されていないような気がする。いやまぁ、責任を取りたくないというか、曖昧にしておきたい体質があると言ってしまえば身も蓋もないのだが。

決める場ではなく、意見を聞く場としてしまえば、その会議が必要かどうかは決裁者が判断すれば良い。招集をかけられた際に、特に提起できる意見がなければ、判断は一任するということで欠席すれば良い。決裁者の意思決定の多くは、会議の場ではなく直談判の場で行われているが、それで判断できるなら会議は不要だし、それだけで判断するのは危険だと決裁者が判断すれば、会議を利用すれば良い。

理屈の上ではそういう事になる。ただ、実際には難しい側面もあるのは、組織が大きくなって決裁の案件が増えるにつれて、権限委譲が適切になされていないと、一部の決裁者に過剰に負担がかかるという事だ。結果、決裁者の負担を下げるという名目で、権限委譲による適切な判断分散ではなく、事務局主導による会議で何でも決めていこうとする考え方が幅を効かせるようになる。

そうやって考えると、適切であるべきは権限構造であって、会議ではないという事にもなる訳だが・・・会社の意思決定がどのようにあるべきかというのは、もっと真剣に社内で議論されても良いのだろう。でも、その議論も会議ですることになるのか、うーん・・・。

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