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2015年3月23日 (月)

新世界の難しさ

先週は散々な状態であったのだが、今週はその煽りは受けつつも、何とか立て直したいところである。

・・・と結論めいた事を冒頭に持ってきた上で、昨日のF響の練習の振り返りなど。先週のパート練習が効いたのか、そこそこまとまりつつある感じがある(パートとしては)。ただ、新世界という曲はそこから先の難易度が高い曲のような気がしてならない。

新世界を洗練された演奏にするための方法をどなたか教えて下さい。これ何に気を使えばちゃんとした演奏になるのだろう。主観的にではなく客観的に。
送信 3月22日 8:27 From Hootsuite

主観的にというか、演奏している身としては楽しいのである。よく知っている(つもりの)曲であるし、ただでさえ馴染みやすい名曲なので、脳内補正が見事なまでにかかって、満足感や高揚感は半端なく高い。

・・・が、毎回録音を聞くと、その落差に愕然とさせられる事が多い曲でもある。通常練習録音というのは「まぁこんなもんだよね」という程度である事が多いのだが、それが「え?こんなもんなの」になるのが新世界の不思議だ。とにかく、「出来てるつもり」と「出来てなさ」の距離がやたら遠い。

演奏中は出来ているつもりで弾いているから、各パートが自分勝手に乱れがち。譜読みの難易度が高くないというか、旋律的な馴染みやすさから、とにかく勢いで弾いてしまいがちだ。これが前回のマーラーだと、そうやって気持ちよく行けそうな所に「何だこれは」というブレーキがかかったりして引き戻されるのだが、新世界にはそれがない。

そのくせアンサンブルが緻密というか、ただ楽譜通りに弾けば合うという要素が(多分)少ない。多分というのは、その部分の構造が未だによく分かっていないからだ。厄介なのは、分からない部分が分からないものとして気持ち悪く感じるのであればともかく、そういったざらつき感がなく、まあいいかー!と勢いで進められてしまうという所にある。弾いている最中は気持ちが良いのに、後で録音されたものを聞くと愕然とするのは、録音では分かるアンサンブルの違和感が、演奏中には感じられないからだろう。

気持ちよく出来たような気分にさせておいて、実際には全く出来ていないというカジノのような曲である。

この曲にはどのようにアプローチすれば良いのだろう。楽譜を緻密に読み込むのは大切だろうが、アンサンブルとして考えると限界がある。大体において、個人レベルの精度の問題ではないような気もするが、現実問題としてはそもそもパート内の足並みをそろえる事すら難しい。

一つやれることは、練習録音を緻密に振り返って、一つひとつの問題をクリアしていくことだろう。演奏中に客観的に捉えることが出来ないのであれば、後は振り返りで補うしかないのかもしれない。

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