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2015年9月28日 (月)

楽器を弾く技術の低下

音が粗い。

昨日はF響の本番直前の1日練習。ラフマニノフの交響曲第2番は、金曜日土曜日とさらって臨んだのだが、思ったほどには改善しなかった。なんというか、最初に書いた通りで音が粗い。演奏が粗いとも言えるかもしれない。

楽譜は大分体に入ってきたので、音がイメージできない訳ではないのだが、そのイメージを再現できない。無理やり音を絞り出してしまっているような感じで、正直あまり気持ちよくない。連休中に本番もあって、楽器はいつもより鳴らしている筈なのだが、それが思ったように鳴らないのだ。

少し荒っぽい弾き方を続けてしまったのかなと思うのは、金曜日に久しぶりにスケールを弾いた時に、響きの感覚がちょっと違っていたからだ。これは、あまり良い事ではないのかもしれない。

加えてラフマニノフは、どこかでアンサンブルにアジャストできていない。というか、オケ全体のアンサンブルがまだ乱れていて、どこにアジャストしたら良いのか分からない。背後から聴こえてくる同じパートの音までが気持ち悪い時があって、それをなんとかしようとさらに無理やり音を出してしまっているような感覚もある。ようは響きに身を委ねられないのだ。

本来アンサンブルの一端を担う立場でこのような事を言ってはいけない(パートの事であればパート練習などやるべき事は多々ある)のだが、その辺り今回はうまく組み立てられなかったという事なのだろう。
そもそもパート以前に自分自身の状態がひどい。他のオケにかまけていたからとか、そういった問題ではなく、スキーで言えば滑走能力、つまり楽器を弾く技術、楽器を鳴らす技術そのものが低下している。

オケの掛け持ちにより、少なくとも弾く時間を増やす事で維持できるかと考えていたが、それも限界に近いという事かもしれない。そうなるとどうしたら良いのか。今以上に接する時間を増やすのが良いのか、逆に減らした方が良いのか。しかし、増やすには限界があり、減らせば低下するのは目に見えている。

シンプルに考えるなら、質の向上を図る事が重要だという事になるだろう。問題は、質の向上とはどういう事かという話ではある。

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