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2015年11月13日 (金)

蔦屋家電がもたらす1日の過ごし方

昨日は休みをとっており、折角の機会なので二子玉川の蔦屋家電に行ってきた・・・自転車で。(自転車旅行として見た場合は、市ヶ谷→武蔵小杉→二子玉川という行程だったのだが、それはおいておく。)

改めて紹介するまでもないが、蔦屋家電は本屋とカフェ、そして家電店を融合したライフスタイルを提案するお店である。その辺りはホームページでも見れば良いとして、大きなコンセプトは「発見」なのだろうと感じた。無印良品のコンセプトが「これで良い」であるなら、蔦屋家電のコンセプトは「これが良い」だ。自分だけの「これが良い」を探すお手伝いをするという事だ。

上手いなと思うのは、その提案をお店自身がするのではなく、ずらりと並んだ「本」が行うことだ。もちろんそこにはお店のセレクトも働いている訳だが、本という情報と組み合わされる事によって、その効果が大きく強まる。カフェを中心にテーマ別に並べられた書棚と、その外周にテーマに沿った家電売場を配置するレイアウトは、そうしたつながりを重視していることを明らかに感じさせる。アマゾンのレコメンドに例えるなら、「この本を読んだ人はこの家電を買っています」という提案がされているようなものだ。

日本人は識字率の高さとは裏腹に読書量が世界に比べて低いと言われている。
さらにその読書量を下げているのは、実は若い世代ではなく年配世代というデータがある。
今低いというのは、まだ高められる余地があるということであり、若い世代に本を読む習慣が生まれつつあるということは、それを維持さえできれば、「本」をライフスタイルを考える入口にしていくという蔦屋家電のコンセプトは悪くない。

本を読むというのは、いわば未知との遭遇である。そこに新たな発見があるから、人は本を読む。(年配世代に本を読む習慣が薄いのは、引かれたレールにそっていれば新たな発見を必要としない高度成長期にその身をおいていたからだ・・・一部のリーダーを除いては。)

その発見をリアルな生活に結びつけるお手伝いをするのが、蔦屋家電のコンセプトだろう。

時間の関係でそれほど長居が出来なかったのだが(なにせそこから帰るだけで2時間以上かかる)、改めて時間をとってまた来たいと思わせるに相応しいお店だった。
朝イチで入って、読みたい本を買って、カフェで1日その本を読んで、帰りにそこから得られた発見に見合うモノを買って帰る。そんな休日の過ごし方も良いかもしれない。

・・・そんな余裕のある休日はないけどな。

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