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2016年5月24日 (火)

演奏会終了

F響の定期演奏会は無事に終了した。

今回の「無事」には、多分に自分自身の体調の要素が含まれていて、どういう訳か今年はU響の定期といい、体調不良に見舞われている。おかげで打ち上げで飲んでいない。ま、飲むためにやっている訳ではないのだけれども。

今回のテーマはある意味「キレない事」だったと言っても良いだろう。直前のTオケの演奏会ではキレてしまっていたが、F響の未完成プログラム(シューベルト&ブルックナー)はそもそもキレる要素が少なく、数少ないポイントであるブルックナーの第一楽章なども、マージンを残しておかないと音が悲鳴のようになってしまう事が判明していた。そういった意味では、多少微熱状態ぐらいの方が冷静に弾けたと考えられるぐらいだ。

もちろん、良い演奏だったと自己評価はしていても、細かい点をいえばきりがない。音程、音の長さ、歌い方、響きの残し方など、特に未完成はもっと気を使えたような気がする。今回は自分の音だけがやたら聞こえる状況に陥ってしまったので尚更だ。

とはいえ、アンサンブルとしては自分の音を消すのが目標だが、自分の音が聞こえる事で色々考えさせられた事もある。はっきり感じたのは音を出すのと音を作るのとは違うという事で、音を出す作業に終わっていたように感じられるのが(自分ごとながら)残念であったりする。いや所々は意識していたのだが、それが作れていたかは怪しい。何が音を作る事につながるのかはよく分からないのだが、自分の音が聞こえないように弾こうとしていると、その辺りの意識が薄れやすいのは確かだろう。作った音が溶け込んでいるかではなく、出した音が聞こえないかという判断基準に耳が陥りやすいからだ。

・・・で、こうやって演奏会の直後というのは色々考えたりもするのだが、

演奏会が終わる度に、もっと上手くなるにはどうしたら良いだろうかとか、次はこういう練習をしたら良いのではないだろうかとか、色々考えるのだが、大体次の合奏が始まると霧散する。そのサイクルを何とかしたいとどんなに思っていても、ほぼ間違いなく消し飛ぶ。
送信 5月23日 19:07 From Hootsuite

・・・こうなる。このメカニズムは何とも抗いがたい何かがあるような気もするのだが、とりあえず次のF響のデュカスはそういう状態に陥りそうな楽譜である事を昨日確認した。

本当はバロックなどをやれば良いのであろうなどと思ったりする。

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