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2016年8月29日 (月)

荒唐無稽なリアル

シン・ゴジラを観た。

ネットでいろいろ見聞きしてしまっていて期待が高かったためか、言われているほどの凄さや怖さというのは感じなかった・・・気がする。

怖さを感じなかった理由の一つは、そこに悪意、もっといえば意思のようなものがなかったからだろう。あるいはそういった意思を読み取った人もいるかもしれないが、自分にとって今回のゴジラはある種の天災として描かれているように感じられた。天災は本当の天災が描かれている方が(それ自体はフィクションとして描かれていても)、正直なところ恐ろしい。

あえて言うなら、ラストシーンはちょっと気持ちがざわついたのだが、それは言われているように続編があればの話だろう。

もう一つは、スケール感として「一体の怪獣」が及ぼせる限界のようなものがある。今回の舞台は東京だったが、個人的にはその東京という街の巨大さを逆に感じてしまった。初代ゴジラが現在の丸の内に現れた場合のスケール感を示した画像をネットで見たりしたのだが、その倍以上のスケールである今回のゴジラにしても、都心のビル群に対しては圧倒的といえる威圧感にはならないのだ。

我ながら醒めた見方だなと思わなくもないが、そういうゴジラという存在の捉え方はともかくとして、映画としては面白かった。矛盾があるようだが、人間が知恵を尽くして対処しうる脅威とその対処をリアルに描いている感じで、ある種荒唐無稽といえる設定をリアリティのある描写で納得感を持たせて見せてもらった気がする。

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