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2016年11月18日 (金)

個人練習の延長でアンサンブルを捉える

昨日はKオケの練習。基本的には3月の演奏会に向けての練習なのだが、月末に演奏機会があり、(自分は出ないが)出演するメンバーのアンサンブルの練習もあったので、それほど時間はかけられなかった。

そもそも時間をかけても、編成的には無理があったりする。ヴァイオリン(2nd)、ビオラ、チェロが各1名に、トランペットとホルンだけで運命を練習しようというのだから、無茶といえば無茶な話だろう。

しかし、そこまで欠けた編成で練習をしてみると、逆に色々なフィードバックがあったりもする。運命はよく知っているはずの曲だが、1stヴァイオリンが欠けただけで普段できている所ができなくなったり、全奏の中であまり意識していなかった音程が露わになって焦ったり・・・加えてサイレントチェロのため、音の処理がちょっと気を抜くと荒くなってしまったりもする。

これは基本大人数でほぼ毎回パートも揃っているF響や、そこまでは揃わずに欠けるにしてもなんだかんだとオケにはなっているU響とは全く環境が異なる。オーケストラとして考えるのであれば、ある意味絶望的に音が足りない状況にあるのだが、ものは考えようで、個人練習として考えるのであれば、多少なりとも仲間がいると捉えることもできる。というか、割り切って個人練習の延長線上で捉えた方がよいのかもしれない。

少なくとも自分にとっては、個人練習よりははるかに効率的で効果的な練習であるのは間違いない。緊張感もそうだし、個人練習で陥りがちな自分だけの世界で完結する事もない。普段とは異なる響きをヒントとして自分が出すべき音を改めて見つめ直す事もできる。無意識に環境に頼ってしまっているポイントを意識する事もできる。

そう考えると、悪くない練習なのである。ただまぁ合奏の仕上がりに対してどう寄与できるかはまた別の話なので、オーケストラという集団で見た場合は、またちょっと違うだろう。

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