« 続々・演奏会終了 | トップページ | 演奏会終了・その5 »

2017年2月16日 (木)

演奏会終了・その4

アンケートが公開されて、読みたいな〜とは思いつつ、読んでしまうとまた色々変わってしまいそうなのでひとまずこのままいく事にする。

その4って何なんだという気もするが、昨日の続きなど。

第7曲
港町ポルポタは、ミュートを付けたヴァイオリンのソロと他の楽器群という構造で、では合わせてこちらもソロにする・・・というのではないところが面白い。以前書いた事があるが、アンサンブルならではの最弱音というのは、時にソロを上回る(下回る?)弱音を実現できるからだ・・・プロならば(笑)
そんな訳でこの曲は音量と、それでも出さなければいけない軽快感に苦労した曲。もっとも実際にはあまり考えずに弾いてしまっていたけれども。

夢想う遠き日々・・・はフルートのソロ。練習のたびに上手くなっていくのが分かったのだが、この曲の難しさは、音色は美しく、それでいて演奏は拙く(たどたどしく)という表現にあって、本番はちょっと緊張したのか普通に上手な演奏になってしまっていたような気がする。

海へも弦楽器はお休みで、マリンバの音色を聴いていた。(マリンバは妹が少しやっていた関係で自宅にあった事がある。あれ今使われているのだろうか。)ハンドクラップは、弦楽器がやった方が視覚効果があるよなと思ったのだが、多分メタメタになりそうだったので提案はやめておいた。

夢想う遠き日々〜セイレーンの歌〜は調性と音域の関係で非常に音色と音量の調整が難しかった。本来チェロは
低音の響きをもっと豊かに(大きくという意味ではない)コントロールできる事が求められるのだが、最近そういう練習もしていないなと痛感したりした。


第8曲
魔法都市ジオのピチカートは、おそらく音色的には弦楽器のピチカートではなく打楽器的な響きを求められていると感じたので、これも響きを残さず止める事を意識していたのだが、途中で疲れて響くままにしてしまった気がする。テンポ的に難しかったということもあるが、響きを止めるための動作が余計なノイズを生じさせてしまっているように感じられたからでもある。

青い憂鬱は、ピチカートでこれまたマリンバに合わせようとして、楽譜を見ないでいたら音を間違えてしまった。今回の席はマリンバの動きが非常によく見えたので、音ではなくて目で合わせにいったのだが、あまり曲が身体に入っていない状態で楽譜から目を離すのは良くない。
この曲は途中のアルコにCの開放音が出てくるので、その響きにとても気を使った。今回のアレンジは低音をしっかり要求される事が多く、普段あまり使っていない(=音を出す練習ができていない)事を痛感させられる。

滅びし煌めきの都市はソロその2。サントラを聴いた時にこれもありそうだなと思っていたのだが、楽譜が用意されたタイミングと練習への参加の関係で実はあまり弾けていない。そのため当日朝にボウイングを変更したりしたのだが、ステージリハーサルでは飛ばされてしまい、ぶっつけ本番でやる事になってしまった。
ソロ的には月夜の街ロアよりもこちらの方が、比較的高音域も使えたこともあり楽しめた。調性はちょっと面倒な調性だったのだが、まぁそれっぽく音は取れていたと思いたい。

愚かなる宝愛はオルガンソロで、ああバロックだ〜と思いながら聴いていた。難しいことは承知で言わせてもらえば、テンポはもう少し弾きやすいテンポまで落としても、アレンジとしてはありだったのではないかと思わなくもない。練習ではほとんど聴けないので本番だけの楽しみではある。

涙色した輝きの・・・は、面倒な調性の中で面倒なピチカートがあり、運指を固めずに臨んでしまったのはよろしくなかった。ピチカートはなんとなく音が取れているような気分になりやすいのだが、実際の音程は惨憺たるものである事が少なくない。それでも本番は練習に比べればミスタッチは少なかったと思うのだが、ヴァイオリンソロの邪魔をしていない事を願うばかりだ。


第9曲はピアノソロから。
想いは遠くマナの樹に寄せて〜Theme of MANA〜は、難易度は高くなるが、アレンジとしては4手連弾などを検討しても良かったのではと思ったりした。後半はピアノソロよりもピアノによるアンサンブルの方が演奏効果も高いように感じたからだ。ま、それはそれとして演奏が素晴らしかったのはいつもの通り。

マナの聖域は12/8(6/4)という拍指定が結構厄介で、当初12/8を4拍で捉えてしまい、初演奏時には非常に混乱した。前半はほぼリズムパートで、他のパートの動きを覚えてからは余裕が出てきたのだが、時々音が変わる箇所を間違えたりもしていた。
個人的には後半のパートが好きで、これをもっと豊かな音色で弾けたらと思っていたのだが、これまたC線を弾き慣れていないという課題により、轟々とした唸り音にしかならなかった。本当はもっと旋律と掛け合いたかった・・・。

蒼范の時は、音を伸ばした後のリズムが課題になっていて、基本的にはフルートの動きに合わせられれば良いのだが、ともすると音をかき消してしまって聞こえなくなるという状態に見舞われた(特に後半)。実は全体にもう少し落ち着いていても良かったのではないかという気がする。


第10曲はエンディング。
Nostalgic Song〜Ending Theme for Mana's Story〜は、楽譜上はそうではないのだが指揮者の指示により冒頭は各パートが2ソリ、途中ソロという弦楽四重奏的な演奏になった。これが非常に良い雰囲気でのスタートにつながっていたと思う。個人的にはここのソロパートでようやくホールにふさわしいそれらしい響きの音が出せたなという感じだった。

Song of MANA〜Ending Theme〜は、歌が付くということもあって、これまでの曲とはちょっと違ったポップス調のアレンジに感じられた。チェロパートはエレキベースのようなパートを弾いていたのだが、この弾き方がこれで良かったのかは微妙に疑問であったりする。とはいえ、これまた調性と音域が非常に厄介で、正直音色や響きにまでは、直前まで気が回らなかったのも事実。本番直前にほんの少しだけ弾き方を変えて、少し音が残るようにしたのだが、あれで良かったのかは分からない。


アンコール
アンコールはボス戦メドレーという話で、これまでのプログラムとは違った「滾る」感じの曲が3曲並んだ。あえて個々には書かないのは、個人的にはこの3曲のつながりが良く出来ていて、そもそも別々の曲のように感じていないためだ。
冒頭はバッハな感じで、これがパッと出来なかったのはバロッキー(と呼ぶかは知らないが)としては少々情けなかったりする。また少しやろうかなと思ったりした。
その後は基本的にはリズムパートで、正直少し煽りを入れながら、比較的神経を使うことの多かった今回のプログラムの鬱憤を晴らしたりしていた。もし乱していたのなら他の奏者の皆さんゴメンナサイ。


さて、何とか書き終わったところでアンケートに目を通す・・・時間はないですねそうですね。

|

« 続々・演奏会終了 | トップページ | 演奏会終了・その5 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22760/64899683

この記事へのトラックバック一覧です: 演奏会終了・その4:

« 続々・演奏会終了 | トップページ | 演奏会終了・その5 »