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2017年2月17日 (金)

演奏会終了・その5

その5って・・・。

アンケートを読んでいたら時間が無くなってしまったのだが、演奏への評価はさておき読んでいて気になったことがある。

一つは今回の音楽が思い出とともに語られていることだ。

これは打ち上げの時に編曲者から聞いた話とも重なるのだが、最近のゲームの曲というのは最初からフルオーケストラで演奏されてしまっていることも多く、実は逆に演奏しづらい(編曲しづらい)のだという。むしろ今回のような少し前のゲームの曲の方が、スコアがなかったりして、編曲を含めた工夫がしやすいというのだそうだ。

そうした事もあって、懐かしいゲームの音楽の方がアマチュア的には演奏される機会が多いらしい。

うーむ、高齢化(失礼)はどこの世界でも進行していくのだな、というのが素直な感想で、ただそれが悪いわけではなく、ようは世代的な分断は恐らくこの(ゲームオケの)世界においても起こりうるもので、では今のさらに若い人たちのオーケストラ事情はどこにいくのだろうと考えてしまった。

もう一つは、再演に対する希望の多さだ。

ライブならではという事もあろうが、ストリーミングで好きな曲が好きな時に聴ける現代において、今ここでしか聴けないという価値はなにものにも変えがたいものがあるだろう。

本来はクラシックであっても、ライブとしては1回限りのものなのだが、同じスコアによる演奏が溢れる中では、そうした感動はなかなか得られないし、そうした気持ちになる事もほとんどない。

だが、それは例えば昔は(つまり現在クラシックとされる音楽が発表された当時には)当たり前の事でもあったのだ。多くの楽譜はその1回の演奏会のために書かれ、そこで喝采を得なければ次はない、あるいは喝采を受けても次がなかった曲は多々あるだろう。

何となくそんな時代の事情と重なっているようにも感じたりしたのだ。そういえば前回ゲームオケに参加した時にはこんな事を書いていたのだった。

クラシックオケとゲームオケと
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/182538/22760/85125711

これからゲームオケはどのような世界に向かうのだろうか。いやクラシックとかゲームとか関係なく、オーケストラの世界というべきか・・・。

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