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2017年4月 3日 (月)

オケに慣れるという事

この週末はエキストラを頼まれたオケの練習に参加した。以前にも一度参加した事があるので、それほど構える必要はないのだが、初練習というのはやはりそれなりに緊張する。というか、普段のオケではこんなに緊張感なくやっているのかと思ったりする。もっとも、緊張感がなくなってはいけないが、少ないに越した事はない。

そうした緊張感が、いつもとは違う何処に現れるかといえば、楽譜に対する集中力に現れる。楽譜からのインプットが何時もより多く感じられるようになり、それを表現するために色々と頭を使うようになる。

こんな書き方をすると、緊張感を失っては駄目じゃないかという感じもするが、実際には普段のオケではそうした領域は無意識に処理されている・・・筈だ。慣れるというのはそういう事で、楽譜からのインプットが多く感じられるのも、表現のために色々頭を使うのも、それを意識的に処理しなければならないからそうなるのであって、慣れればそれらはある程度無意識に処理できるようになる。

本番に近づけば近づくほど、そうした無意識で処理する領域が増えていき、意識の側ではプラスアルファで違った事を処理できるようになる。それが音楽的な表現を磨くことにつながったりしていくのだが・・・時々はベースの部分も意識的に処理するという事をしてやらないと、その部分が磨かれていかない。

ちなみに慣れというのは、楽譜に対する練度だけの話ではなく、オケという環境や、細かくは隣りに座る奏者といった要素まで含まれてくる。例えば先日のKオケの演奏会では、F響でトップサイドを弾いてもらっている(という事はつまり人生の中で最も隣で弾いているという事だが)奏者にトップサイドをお願いしたのだが、そうするだけで環境からくる意識的に処理しなければならない要素というのが減って、演奏するのが楽になってくるものなのだ。

ただし、慣れすぎてしまっては単なるぬるま湯になる。だからといって抜ける必要は必ずしもないのだが、そんな訳で、慣れきらない程度に新しいオケに参加していくというのも必要だよなと改めて思ったりしたのだった。

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