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2017年5月29日 (月)

久しぶりの聴く演奏会

先週の金曜日からなので、まだ実質2日目といえばその通りなのだが、朝の時間をインプットに使うことにしてみた。とりあえずはdマガジンでダウンロードしていた雑誌をチェックしたのだが、当然ながら本を読むことなどにも使っていくことになるだろう。

で、ブログはといえば当然ながら夜の時間に書くことになるのだが、当然ながら毎日同じ様に時間を確保する事は難しく、実際金曜日は書けなかった。とりあえず平日は毎日書くというルーチンではなくなるのだが、それはやむを得ない。

不思議なことに、必ず書くということにこだわらなくなると、書きたいネタが出てくるもので、今朝はそんな感じだった。もっとも、週末が少々濃い目の過ごし方だった事もあるけれども。

この週末は、(オケの)練習は練習で相変わらずあったのだが、珍しく土日ともに「聴く」という機会に恵まれた。土曜日は練習を早退してだったので、「恵まれた」という言い方は不適切かも知れないが、聴きに行けて良かった演奏会だった。

土曜日に聴いたのはベートーヴェンの「第九」。言わずと知れた人類の至宝だが、F響で2年に一度弾く機会がある割には、なかなか聴く機会がない。昨年か一昨年にプロの演奏を聴く機会があって身震いするほど感動したのだが、今回はアマチュア。縁あってお付き合いをさせていただいている某企業オケ(名前を出して良いのかわからないので一応伏せておく)の第九特別演奏会で、創立時からの悲願でもある演奏会だそうである。

会場はミューザ川崎。午前中の練習が保谷でそこから移動したのだが、会場に滑り込んだのがチューニングの直前というギリギリの時間だった。案内されるがままに座ったのはオケの斜め後方にあたる席で、指揮者とコンミスがよく見える、いうなれば「見慣れた角度」から聴かせていただいた。

一言で言えば素晴らしかった。ミューザというホールの響きや第九という曲のポテンシャルもあるのだろうが、オケ全体が念願の曲を演奏する歓喜に満ちていた。合唱団も社員で、ドイツ語の発音から練習を始めたそうだが、とても良く声が出ていた。迫力に圧倒されたと言っても良い。

もちろん、細かく見ればきりがない。席的に奏者の様子がよく見えてしまったので、例えば弦楽器の一部は全然弓が動いていないとか、指揮者やコンミスが必死にテンポを御そうとしている所まで手に取るように分かってしまったのだが、そういうのはアマチュアでは普通といえば普通である。ある意味普通のアマオケよりもメンバー的な制約も多い中で、よくまとめあげたという気がする。

(余談だがコンミスのオケ全体への気配りも素晴らしかった。自分が知る限りで3指に入るだろう。1人はもちろんF響のコンマス、今1人はアンサンブルOの2代目コンミスである。)

何れにせよ、聴いた直後の自分自身のテンションが恐ろしいぐらいだった。あの瞬間に声がかかっていれば、どんな無茶な演奏会の出演でも二つ返事で引き受けてしまっていただろう(今は落ち着いているのでそんな事はない)。

日曜日に聴いたのはある意味F響のお隣さんとも言える調布フィル。プログラムがブラームスの交響曲第3番にシベリウスの交響曲第5番というなかなか驚異的なカップリングである(あと前プロに「ナブッコ」序曲)。どちらもF響の今後の演奏予定に組み込まれており、ブラームスの3番に至っては今年の8月に別のオケで弾くという事で、これは聴かねばなるまいと会場である調布グリーンホールに足を運んだのだった。

こちらは何というか、激しかった。特にブラームスは荒々しいまでの激しさで、正直楽器間のバランスなどはあれ?という所もあったのだが、そういったある種の稚拙さを吹き飛ばす様なエネルギーに満ち溢れていた。第九の歓喜とはまた違った、ある種の熱狂に包まれていたと言えるだろう。「ブラームスの英雄」とも称される3番だが、最後の昇天に至るまで、英雄の生涯と一体化した様な演奏だった。

土曜日にテンションが上がりすぎていたためか、すぐにでも何かしたいというほどの気持ちの盛り上がりはなかったのだが、自分だったろどう弾くだろうか、どういう練習をすれば自分が奏でたい音が出せるだろうか、などと考えさせられた演奏会だった。

で、土日はHT響とF響の練習もあったのだが、それは別の機会に譲ることにする。

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