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2017年7月14日 (金)

ステップアップの筋道

今週は、火曜日夜に練習、水曜日夜に練習、木曜日昼に練習、木曜日夜に練習、金曜日朝に練習・・・とまるで中高の部活動のようなスケジュールだった。わずか3分弱の曲のためにそこまでやるかという感じなのだが(木曜夜は別の曲)、何気に明日の朝もやるので、短期集中といえばかなり集中している。ただし日曜日に一旦練習が途切れてから月曜日が本番なので、最終的にどうなるかは分からない。

ではその間に自分は上手くなったのだろうか。正直分からない。

分からないというのは、実際今回の練習を始めた時点で、正直な話すでにかなり弾けていたからだ。というか、今回の曲は自分にとっては(本番こそないが)過去結講さらっている曲であって、練習はどちらかというと伴奏のピアニストのためと言ってもよい。自分にとっては「思い出す」ための要素が強く、「弾けるようになる」という要素は元々薄いのだ。

それでも、精度は上がっただろうと感じている。過去さらっていたといっても遊びのレベルで、人前で弾く事を前提にしていた訳ではない。今回は前提の時点でかなり違っている。「弾けるようになる」ためではないにしても、人前で恥ずかしくなく弾けるレベルになるというのはまた次元が異なる。

が、一方で、それほどレベルアップした訳でもなく、過去のすでに「弾けるようになっている」状態から、そう大きく飛躍した訳ではない。飛躍は言い過ぎとしても、何か「変わった」と感じられるような変化が、自分の演奏に生まれたと感じられないのだ。

現実問題として、最近は「初見で弾けた以上に上手くならない」自分を感じている。これは極端な感じ方だが、弾けないパッセージはどれだけ繰り返しても弾けるようにならず、弾けるパッセージは逆に最初から弾けるという感じだろうか。実際には練習して弾けるようになっている部分も多々ある(当然ながらおそらくそちらの方が多い)にも関わらず、次のステップに進めない課題のようにそんな感覚が横たわっているのだ。

さらっても弾けるようにならない方の課題は、結局のところさらい方の問題だろう。これはこれで模索する必要があるのだが、最初に弾けた以上に弾けるようにならないというのは、もう少し深刻である。そもそもなぜそのように感じてしまうのか、感じた通りだとすればどうすれば解決できるのかという筋道が全く見えない焦りがある。これは自分の弾き方を客観的かつ言語的に捉えられていないからだ。

何度か書いているが、そこがスキーとは異なる。自分にとってのスキーは「頭では(それなりに)理解しているが、身体は実行できない」ものだが、楽器は「頭では理解できていないが、身体は(それなりに)実行できている」ものになっていて、周囲からはある程度弾けているように見える自分の弾き方が解析できていない状態にあるのだ。現状把握が出来なければ、当然ステップアップは計りようがない。それ以前に、ステップアップのための筋道すら見えていないのである。

そんな時は、どこから取り掛かっていけば良いだろうか。

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