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2017年8月30日 (水)

購買意欲の低下

経済というのは「売る」と「買う」の両輪で回っていくものだなと思うのだが、最近買う方での貢献をしていないなとふと考えたりした。いや個人で「売る」という事をしている訳ではないので、その点では両輪になっていないのだけれど。
(今回は物欲の話です。)

実際には何かを買っていない訳ではなく、日々の食事や土日のオケの交通費、毎月定額で出ていく通信費など、目に見えない形や自覚の薄い形で「買っている」ものは少なくない。ただ、手に取る実感とか、使った実感のある「買う」という行為が少ないというだけの話だ。その辺り、オンラインでの購入というのは、実は結構実感が少ない。

こうして書きながらも、直近でそういえば弦を購入したのを思い出したりした。ただ、amazonで決済して届いたのを受け取るだけなので、ようは手にした実感とか、選んだ実感というのが薄いのだ。フィードバックが少ないとでも言おうか。

これは無自覚に買ってしまうリスクと、そもそも手にして買うという行為への意欲低下というリスクがある。前者は通販界隈でよく聞く話で、個人的には通販購入品を受け取るのも面倒くさいと思っているのであまりリスクとして感じていないのだが、後者については何となくそういう傾向が生まれている事を感じている。

ようは「欲しい」と強く感じる機会自体が減少していて、義務的に必要だから買うとか、それすらも最低限に済ませようとか、そういう心理傾向にあるような気がするのだ。
(気がするだけという可能性もある。)

例えば今は渋谷に勤務しているので、ハンズやらロフトやらに立ち寄るのは比較的簡単である。何が欲しいというのはなくても、眺めているうちにそういう気持ちになる事もあるかもしれない。では寄ってみようか・・・という気持ちが起こらない。

そう、買うという行為への意欲低下もそうだが、そもそも「売られているもの」への関心自体が下がっている気がするのだ。これはマーケッター(ではないにせよビジネスマン)として、良い事なのだろうか。世間で売られているもの、流行っているものに対する関心が低下しているというのは、生活意欲だけでなく仕事上の意欲低減でもあるのではないだろうか。

でも案外最近はそういった人も増えているのではないかと思ったりして、ではどうやったら買う気になるのだろうと考えたりする。関心領域が多様になり、響く対象が狭くなっている・・・と分析するのは簡単だが、何かそれだけではないようなパラダイムシフトが起こっているような気もするのだ。

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