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2017年8月 8日 (火)

危機管理としての在宅勤務制度

台風が日本列島を蹂躙中という事で、今のところ都内は穏やかなのだが、会社では昨日の段階で注意が喚起されていて、自分の念のためPCを持ち帰ったりしていた。予報ではそれほど大きな影響は(自分の周りでは)なさそうなのだが、地域によっては大変だろう。

自然災害で交通機関に影響が出れば、またネット界隈では「這ってでも会社に行こうとする社畜なんたら・・・」みたいなコメントが飛び交うのだろうが、昨日ふとこの手の話題の矛先は「社員」の方を向くばかりで、「会社」や「社会」に向けられる事が少ないよなと思ったりした。まぁ話題として盛り上がりにくいという事だろうが。

自然災害などで従業員の出社が困難になった時に、どのような対応をとるべきなのか、あるいは事前にとっておくべきなのかは、従業員の問題というよりもむしろ会社の問題であろう。少なくとも従業員の判断に任せるというのが下策なのは間違いない(無策よりはマシかもしれないが)。無理な出社を止めるのもせいぜい中策。出社しなくても仕事ができるように環境を整えておくのが上策といえる。

そう考えると、在宅ワークやテレワークの仕組みというのは、「従業員の働きやすさ」以上に、「会社の事業継続のための危機管理の一環」という視点がもっと語られても良いのだろう。従業員を中心に語ろうとするから公平感みたいな話が中心になるのであって、会社を中心に語れば「いかに仕事を止めないか」こそが主題であって、そこには従業員の都合など関係ない。そこを骨格とした上で、では少しでも働きやすくするためにはどんな工夫があるか、というのが検討の順番であって、従業員の働きやすさを確保した上で、では会社の仕事を止めないためにはどうするかというのは、議論の順番が逆のような気がするのだ。

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