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2017年9月21日 (木)

プレミアムフライデーの一律発想

月末のプレミアムフライデーに対して、企業トップによる見直し議論が活発になっているのだそうだ。

月末プレミアムフライデー 企業トップ、見直し論百出 横並び退勤に疑問の声
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21341410Q7A920C1TI1000

今頃かよ?という気もするし、「製造業はチームワークで働くため、そぐわないと思う」というやや意味不明な(チームで働いているなら、むしろ一律で行動できた方が良いので、むしろ時間を選べるフレックスなどの方が弊害が大きいだろう・・・導入した上で実質使わせないというのが経営者的には良いのかもしれないが)意見もあったりして、なんだかなぁと思わなくもない。そもそも、個人的にはすっかり忘れていた。(会社として導入していないという事もあるけれども。)

多くの場合、仕事というのは相手があっての事なので、「自分たち側だけの事情」のような形で時間を調整するのは難しい。そうした事も考慮しての「一斉に早期退勤をする」プレミアムフライデーという発想だったと思うのだが、花金のような死語化した概念に近いものを引っ張ってきているのが、発想としての限界を示しているような気がしなくもない。
(事情として、それにより消費喚起をするという余計なオマケをつけたからこのようになったのだろう。こうした二兎を追うような発想は、往々にして互いが互いを邪魔するという結果に陥りやすい。)

個人的にはどうしても一律にこだわるのであれば、プレミアムフライデーという週末の繰り上げよりも、エグゼクティブマンデー(月曜日は重役出勤)のように週初の繰り下げの方が気持ち的に助かる人が多いのではないかと感じている。消費喚起にはつながらないだろうが、消費喚起が目的ならプレミアムフライデーは時間ではなく例えば消費税を0にするような政策の方が消費側としては嬉しいだろう。この日に買い物すれば免税となれば少々早退してでも何かを買う気になるのは間違いない。

とはいえ、そもそも全員が一律に休んだら社会は成り立たないのであって、プレミアムフライデーも、その時に営業しているお店=働いている人がいなければ成り立たない。これはエグゼクティブマンデーであっても同じ話で、そう考えると、そもそもベースとなる考え方がオワコンなのだと考える方が妥当なのだろう。

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