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2018年2月15日 (木)

「マーケティングが弱い」という思考停止

「マーケティングが弱い」という言葉があるが、この指摘ほどその「マーケティングに対する理解の弱さ」を露呈してしまっている捉え方はないと思う。という訳で、経営者であれ、コンサルタントであれ、こうした言葉を使う人は(人間としてではなく能力として)信用していない。

マーケティングというのは、ビジネスにおける様々な活動の複合体である。その全体に対して課題があるという指摘は、「あいつは仕事ができない」といった指摘同様、具体的な課題を一切捉えていない。マーケティングが何であるかは、数多の専門書にあたるまでもなく、ネットで検索するだけでも簡単に調べられる。おそらくこれという答えはない。そこから導けるのは「マーケティングという大雑把な捉え方では何ら課題は解決されない」という当たり前の結論だろう。

具体的な課題が明確にならなければ、対策は立てられない。例えば4Pや4Cのような形でも良いから、具体的に何が課題なのかを指摘する事が重要であって、「マーケティングが弱い」というのは思考停止以外の何者でもない。

ちょっとそんな事を考えてしまった。会議で使っている人がいたからでは・・・あるか。

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