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2018年8月 2日 (木)

仕事の環境

先日に続いて今日も仙川。特に打ち合わせがなかったのと、(オケの練習があるのと、)環境を変えて集中する事が目的だが、この「仕事環境」という事に関しては、色々考えさせられる事例を最近目にした。

それはオープン型のオフィスでは社員の対話が消え、生産性が低下するというものだ。日本の事例ではないだろうという点は注意が必要だが、言われてみればなるほどという感じである。ちなみにこのオープン型のオフィスというのはフリーアドレスのことではなく、ようは大部屋制度の事だ。

そもそも周囲の動きが視界に入るオープンオフィスというのは、集中力が低下しやすい。業務の種類にもよるだろうが、会社でも「集中スペース」なるブースエリアが設置されていて、そういった現実を裏付けている。

加えてコミュニケーションが減るというのは、大部屋に慣れた身としてはやや違和感を感じる話ではあるが、実際に実証実験を行った例があり、それによるとオープンオフィスの導入により、対面でのやり取りが70%も減ったという。逆にPCやスマホによるやり取りが増えたのだそうだ。

もっともこれはオープンオフィスを「導入した際の変化」の話なので、最初からオープンオフィスの場合とは比較が難しい側面もある。クローズからオープンへの環境の変化がもたらしたものであって、最初からそういうものであれば、コミュニケーションの取り方もまた違ってくるだろう。

むしろこの場合重要なのは、それをきちんと検証している点だ。何となくそうなるに違いない、そうなる筈だという思い込みではなく、仕事の環境を変える事でどのような変化を志向し、その変化が実際に生まれたかを検証するというのは大切な事だ。

そういった意味では、今日の「環境変更」に関しても、それが実際に期待通りだったのかはよく見極める必要がある。オフィスそのものを変えているので、普段のメンバーとの対面のコミュニケーションは生まれるべくもない。それをどのように補い、それがポジティブであったのか、ネガティブであったのかは、何らか答えを持っておく必要がある。そうでなければただの「勝手な働き方」になってしまうからだ。

もっともこちらのオフィスはこちらのオフィスで、色々やり取りする相手はいたりする。単純に隔絶された環境に身を置きたい訳ではなく、必要に応じてどこでも働けるようにしておくというだけの話だ。

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