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2018年9月14日 (金)

百花繚乱のアマチュアオーケストラ

東京近郊には数百のアマチュアオーケストラが存在するのだそうだ。

【悲報】アマチュアオーケストラ乱立のお知らせ

これを「乱立」と評するか、「百花繚乱」と捉えるかは人それぞれだと思うが、一方で「クラシック音楽は衰退しました」みたいな言説もあったりして、先々振り返ったらどうなるのだろうかと思わなくもない。

もっともこの状態は当事者には少なからず軋轢を生んでしまっている。多くの問題は「会場不足」と「奏者の偏り」に収斂されるだろう。

本番会場、練習会場は文字通り奪い合いである。しかし一方でそうした施設の稼働率の低さが問題になったりするのは、当然ながらアマチュアの常としてそれらが休日に集中してしまうからだろう。施設の稼働率は休日よりもむしろ平日で評価されるだろうが、アマチュアが使いたいのは休日なので、まずそこにアンマッチが発生している。平日は閑古鳥な観光地のようなものだ。

奏者不足は主に弦楽器パートで発生する。実際直面しているが、そもそもの母数はおそらく管楽器の方が多いのに対して、オーケストラでの必要数は弦楽器の方がはるかに多い。そして出番も弦楽器の方がはるかに多い。そのアンマッチは時に両者の軋轢を生んでしまったりする。

個人的にはこうした社会は文化的に豊かであると思うし、昔に比べて今がどうなのかはさておいて、好ましい状態だと考えているのだが、言ってみれば環境がついて来ていないとでも言えるかもしれない。

会場環境については、ハコモノを増やすよりは、社会全体として平日と休日の平準化を図る方が良いような気がする。(自分がそうできるかはさておき。)

奏者の偏りは如何ともしがたいが、長期的は教育的な支援が有効だろう。吹奏楽というジャンルに比べて、弦楽というジャンルは教育現場において充実しているとは言えない。

その辺りに対して、アマチュア奏者の一人として何をしていけるかという事が重要なのかもしれない。

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