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2019年3月26日 (火)

規模の違いがもたらすもの

本来なら先週の本番の振り返りをしておくところなのだが、少し間が空いてしまって少々記憶が心許ない。ひとまず印象の強い週末の練習の方を振り返っておく事にする。
日曜日の練習は、午前中にF響、夜にアンサンブルCで、午後はぽっかり空いてしまったのだが、やるべきことはできたのでそれは良しとして、今回印象に残ったのはこの両オケの規模の違いがもたらす感覚の違いだ。
F響は100人規模のオケで、弦楽器は16型が余裕で組める。チェロは6プルトという陣容で、もちろんエキストラではなく、練習への参加率も高い。個々人のレベルはそれなりという感じなのだが、弦楽器にとって数は力というのを実感させられる事は多い。全体からみれば一人ひとりの音は小さなものなので、多少ミスがあってもカバーされるという感覚があり、ともすれば弾き方が荒くなってしまう傾向がある。
一方アンサンブルCは「小さいオケ」を志向しており、チェロは2プルトという陣容。当然ながら一人ひとりの影響力は大きく、意識としても気を使うし、無意識に緊張を強いられている感覚がある。
これだけだと後者のほうが良さげなのだが、実際には前者のほうがプレッシャーが少ない分楽しく弾けたり、そういった環境だからこそバランスを考えさせられるような事もあったりする。そういった意味では良し悪しなどではなくあくまでも「違い」があるという話なのだが、今の自分にとっての必要性を考えた時に、どちらが必要か(好きか、ではない)といえば後者の方であろう。エキストラで行くオケも多くは前者に近い(後者のタイプのオケはエキストラを必要としない)のだが、明らかに自分の演奏スタイルはそちらに向いてしまっているのは間違いない。
別にそれはそれで一つの選択と言ってしまえばそれまでだが、奏者としての幅を考えた場合に、後者のようなアンサンブルにもアジャストしていけるようにはなりたいとは思うのだ。
いやでもな〜単に規模の問題かといえばそれだけではないような気もして、そのあたりはオケとしての雰囲気の問題なのかもしれない。

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