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2019年10月11日 (金)

手ぶらリスク

 

今日はsurfaceを持ってきてしまい・・・いや、ブログを書いたりとか、それはそれで便利だし楽なのだが、このサイズと重量を持って歩くほどの価値があるのかと問われれば、日々の通勤に関してはiPad miniで良いというのが結論だろう。そもそもiPad miniですら冷静に考えるなら要らないという事は、以前の手ぶら通勤が物語っている。XPERIAとキーボードがあれば、平日はほぼ事足りるのだ。
その辺りの「持ち歩きガジェット」に関しては、ひたすらそぎ落とす方向と何でも持ち歩く方向とがあって、今は比較的前者傾向だが、昔は後者だったような気がする。少なくともリュックだった頃は、運べるものは何でも入れていたと考えてよいだろう。通帳や印鑑まで入っていたから、火事の時はこれだけ持ち出せばとりあえず何とかなるみたいな事を考えていた気がする。
それが危機管理の一環だったのか、単なる心配性だったのかは分からないが、少なくとも「モノをあまり持たないようにする」というのは、安定した生活に対する無自覚の甘えがあるのかもしれないと考える事はある。「モノを持っていないと不安」というのは、「帰ったらなくなっているかもしれない」という意識と連動している。同様に「モノを持たなくても安心」というのは、「帰ればある」という根拠のない自信に基づいている。考えようによってはリスクに対する感性が低いともいえる。
例えば今回の台風は基本的には明日の襲来なのだが、これが今日の午後などであれば、帰れなくなるといったリスクは当然ある。その時に必要最低限のモノを所持しているだけでは困るかもしれない。台風は予測できるが地震だったらどうか。東日本大震災の時に実際帰れなくなったのだが、スマホの充電ができたのは(停電にならなかったという大前提はさておき)アダプターとケーブルを持っていたからである。あの時は問われて役員に貸したりもしたのだが、今だと(今日はさておき)自分も同じ事態に陥ってしまう。
いや充電環境ぐらいだったら会社にも用意しておけば良いだけの話だが、そういったバックアップが用意できないモノの場合はどうなのか。
しかし一方で、そんなことを言い出したら毎日スーツケースを持って大移動するような感じになってしまうだろう。バランスといってしまえばそれまでだが、そう考えるとある程度のリスクは承知の上で(承知はしておかなければならない)、何も起きない状態を前提にした日常にするというのは、それはそれで理にかなっているはずだ。
まぁ今日に関しては確実に帰る頃は雨だし、それなりの傘も必要だろうという事で、鞄含めてそのようにしているのだが、予想できる範囲では対処するとして、予想外に関しては覚悟だけ決めておくといったところだろう。

 

 

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