« 断 | トップページ | 会議の無駄 »

2019年12月 4日 (水)

何かを変えるとは結局何かをやめる事である

何かを変えるというのは、多くの場合、何かを捨てるという事に繋がっている。もちろん単に新しい事を「増やす」という変え方もあるのだが、正直あまり現実的とはいえない。1日24時間という枠が決まっている中で、何かを変えるというのは、それまでやっていた何かを変えるという事であり、それはつまりそれまでの何かを捨てるという事だ。
逆にいえば、これまでやっていた事やアウトプットはなんら変えずに「働き方改革」のようなものを成し遂げるというのは、そもそも掛け声として間違っているという事でもある。もし経営者や管理職がそのようなニュアンスのことを言っているとすれば、その真意は「変えるな」であろう。その「ニュアンス」には例えば取引先や他部署に影響を及ぼすなという事なども含まれていて、仕事というものの大半が他者との関係で回っていくものだとすれば、それに影響を及ぼさない「改革」というのは、「働き方」ではなく「作業」の改革にすぎず、そんなものはITに任せておけば良いという話である。
で、そういう視点で考えると、自分の仕事というのも何ら改革できていないと感じたりする。意識は「作業の改革」に向いてしまい、働き方を変えるという方向を向いていないのは間違いない。そもそも「働き方改革」というのは、そういうマインドの面においてこそ難しいもので、簡単にできるのはつまりそれが「作業の改革」にすぎないからだ。
何かを変えるインパクトを持つには、究極は何かをやめるしかない。部屋を片付けるという行為が、モノを捨てるという積み重ねから生まれるように、仕事においても、小さい事でも何かをやめる事から変革は始まるのだ・・・と思う。

|

« 断 | トップページ | 会議の無駄 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 断 | トップページ | 会議の無駄 »