ルールという諸刃の剣
ルールというのは、諸刃の剣というか、時として思考停止を招く、注意の必要な代物だと思う。特にビジネスにおけるルールというのは、いちいち考えなくても良い状態を作り出して効率を上げるためのものなので、そうしたリスクは常に付きまとうのだが、意外とそこまでは考えられていない事が多い。
(スポーツにおいて競争条件を公平にするためのルールとは性格が異なかもしれないが、根本は同じだろう。)
個人的な感覚としては、「ルールだから(そうしている)」という言葉が出始めたら、黄信号だと感じていて、なるべく「考え方としては」とか「理由は」といった問いを持つようにしている。というか、普段から「ルールは」という言葉は使わないほうが良いようには感じている。もう少し穏やかだが、「マナー」も同様だ。
「ルールを守りましょう」は危険な言葉なのだ。
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